マリオットアメックスVSヒルトンアメックス【徹底比較】どちらを選ぶべき？

2022年2月8日、SPGアメックスの終了、新たにマリオットボンヴォイアメックス2種のリリースが公式より発表されました！

新たに発行されるマリオットアメックスはノーマルタイプとプレミアムの2種類です。

 

マリオットアメックスノーマル

 

 

マリオットアメックスプレミアム

 

SPGアメックスに比べ“改悪”なんて声も聞こえてくるマリオットアメックス…

 

この3点に焦点を当てて比較検討してみました。

マリオットアメックスの対抗馬となるカード

SPGアメックスを保有している方は

「マリオット系列のホテルをよく利用する」
「マイルを溜めている」

ほとんどがこの2つの理由からではないでしょうか。

そこで対抗馬として挙がってくるのがヒルトンアメックスです。

マリオットアメックスと同じく、ヒルトンアメックスもノーマルとプレミアムの2種展開。

 

ヒルトンアメックス（ノーマル）

 

 

ヒルトンアメックスプレミアム

 

ヒルトンアメックスは、ホテルチェーン大手のひとつHiltonとアメックスが提携しているクレジットカードなので、保有することでヒルトン系列のホテルで上級会員の特典を受けることができます。

 

ヒルトン系列のホテル一覧↓↓

冠の「ヒルトン」

ラグジュアリーな「コンラッド」

リーズナブルな「ダブルツリー」

2021年には「ROKU京都」という高級ホテルも新しくオープンしました。

ROKU京都

公式サイトより引用

ヒルトンは18ブランドを保有し、119ヵ国に約6,500軒展開しています。

これだけの軒数があれば、マリオットと比較検討するホテルとしては十分。

 

ちなみに、マリオットは30ブランド、131ヵ国に7,000軒以上展開しています。

マリオット系列ホテル一覧

公式サイトより引用

マリオットアメックスVSヒルトンアメックス

マリオットアメックスと比較検討の候補になりそうなヒルトンアメックス。

それぞれのスペックをまとめたのがこちら。

 

項目	マリオットアメックス（ノーマル）	マリオットアメックスプレミアム	ヒルトンアメックス（ノーマル）	ヒルトンアメックスプレミアム
券面デザイン
年会費・税込み	23,100円	49,500円	16,500円	66,000円
家族カード・税込み	1枚目無料、2枚目以降11,500円	1枚目無料、2枚目以降24,750円	家族カード1枚無料	家族カード3枚まで無料
通常ポイント付与	100円=2ポイント	100円=3ポイント	100円=2ポイント	100円=3ポイント
系列ホテルのポイント付与	100円=4ポイント	100円=６ポイント	100円=3ポイント	100円=7ポイント
会員ステータス	シルバーエリート 年間100万円利用でゴールドエリート	ゴールドエリート 年間400万円利用でプラチナエリート	ゴールド 決済で上位ステータス獲得不可	ゴールド 年間200万決済でダイヤモンド
更新時の無料宿泊	カード更新+1年間の利用額150万円以上で35,000ポイント分の1泊無料宿泊特典	カード更新+1年間の利用額150万円以上で50,000ポイント分の1泊無料宿泊特典	カード更新+年間利用額150万円以上で1泊 ※無料宿泊の利用は金・土・日限定	カード更新時1泊、さらに年間利用額300万円以上で1泊 ※無料宿泊の利用は金・土・日限定
更新時の宿泊実績	5泊	15泊	なし	なし
ホテルクレジット	100米ドル（リッツカールトン・セントレジス２宿泊時）	100米ドル（リッツカールトン・セントレジス２宿泊時）	なし	なし
プライオリティパス	なし	なし	あり	あり
海外旅行保険	カード決済した場合、最高3千万円	カード決済した場合、最高1億円	カード決済した場合、最高3千万円	カード決済した場合、最高1億円
手荷物無料宅配サービス	帰国時自宅までスーツケース1つ宅配無料 成田・中部・関空	帰国時自宅までスーツケース1つ宅配無料 羽田・成田・中部・関空	帰国時自宅までスーツケース1つ宅配無料 成田・中部・関空	帰国時自宅までスーツケース1つ宅配無料 羽田・成田・中部・関空
スマホ補償	なし	修理代金最大3万円まで補償	なし	修理代金最大3万円まで補償

 

それぞれの優れている部分を赤文字にしました。

赤文字が多いのはマリオットアメックスプレミアム、ヒルトンアメックスプレミアムがほぼ同じ結果に。

しかし、ヒルトンアメックスプレミアムは年会費が66,000円と高額です。
対して、マリオットアメックスプレミアムは年会費49,500円、その差、16,500円。

この金額の差がありながら、特典やサービスの内容が似ているのでマリオットアメックスプレミアムのほうがバランスの良いカードと言えます。

マリオットアメックスVSヒルトンアメックスどっちがお得？

マリオットアメックスとヒルトンアメックス、大体のスペックがわかったところで気になるのが、

「で？どっちがお得なの？」

それぞれのお得・おすすめポイントをまとめてみます。

 

マリオットアメックスで溜めたポイントは、ほぼ「3ポイント=1マイル」に交換できます。
ヒルトンアメックスの場合は「1ポイント=0.3～0.45マイル」

マイルを貯めたいと思った時、この差はかなり大きいです。

また、マリオットのほうが圧倒的に展開しているホテルの数、ブランドが多いので国内・海外問わずホテル選びに苦労しません。

 

ヒルトンアメックスはとにかくヒルトン系列のホテルを愛用している、または宿泊する方におすすめです。

さらに、年間200万の決済でダイヤモンド、300万決済すれば更新時の特典と併せて2泊分の無料宿泊特典を獲得できるのでヒルトン好きの方には大きな魅力です。

しかし、無料宿泊は金・土・日に限られるのでそこは一考の必要あり。（マリオットの場合、無料宿泊特典はいつでも利用できます）

結論

マリオットアメックスかヒルトンアメックスか。

もし筆者が初めて発行するならマリオットアメックスにします。

理由は年会費とサービスや特典のバランスが良く、マイル交換のレートが良いから！

ヒルトンアメックスはゴールドならアメックスプラチナを持っていれば自動的になれるし、わざわざ作る必要性がないかな…？と正直なところ感じてしまうのです。

ヒルトンアメックスに何かもうひとつインパクトがあれば発行を検討するかもしれません。
「なんか惜しい…！」というのが今のところの感想。

個人的に思うことを本音で…

筆者はマリオット系列のホテルが好きでよく利用します。

それはマリオットの上級会員ステータスを持っているから…ということもありますが、1番大きな理由はホテルのバリエーションと数が多いから。

気分転換にホテルでワーケーションしたい、非日常を求めてリフレッシュしたい、急な出張が入った…

マリオット系列のホテルはビジネスホテルに近いものから、ラグジュアリーまでバリエーションが多く、目的に合わせて滞在先を変えられるので使い勝手が良いのです。

 

ビジネス利用にも最適なACホテル

 

ラグジュアリーな東京エディション虎ノ門

世界中のあらゆるところにあるので、国内旅行、海外旅行でも滞在先に困ることもほとんどありません。

数が多いということは、拠点に近く便利なホテルを選んで滞在することも可能です。

駅直結・便利でラグジュアリーなリッツ・カールトン香港

と…主観ありまくりですが、マリオット系列のホテルを長年利用してきて「数の優位性・利便性」というものをあらゆるシーンで感じてきました。

もちろんマリオット系列のホテルが好き！という単純な理由もあります(*^^*)

やっぱりSPGアメックスが最強？▸▸▸ラストチャンスは2022年2月23日まで！

惜しくも消滅するSPGアメックスカードですが、2022年2月23日まで新規申し込み可能です。

SPGアメックスのスペックはご覧の通り。（参考までに新しく誕生するマリオットアメックスも）

項目	マリオットアメックス（ノーマル）	SPGアメックス	マリオットアメックスプレミアム
券面デザイン
年会費・税込み	23,100円	34,100円	49,500円
家族カード・税込み	1枚目無料、2枚目以降11,500円	1枚ごとに17,050円	1枚目無料、2枚目以降24,750円
通常ポイント付与	100円=2ポイント	100円=3ポイント	100円=3ポイント
系列ホテルのポイント付与	100円=4ポイント	100円=６ポイント	100円=6ポイント
会員ステータス	シルバーエリート 年間100万円利用でゴールドエリート	ゴールドエリート	ゴールドエリート 年間400万円利用でプラチナエリート
更新時の無料宿泊	1年間の利用額150万円以上で35,000ポイント分の1泊無料宿泊特典	50,000ポイント分の1泊無料宿泊特典	1年間の利用額150万円以上で50,000ポイント分の1泊無料宿泊特典
更新時の宿泊実績	5泊	5泊	15泊
ホテルクレジット	100米ドル（リッツカールトン・セントレジス２宿泊時）	なし	100米ドル（リッツカールトン・セントレジス２宿泊時）
プライオリティパス	なし	なし	なし
海外旅行保険	カード決済した場合、最高3千万円	カード決済時:最高1億円 カード決済なし:最高５千万	カード決済した場合、最高1億円
手荷物無料宅配サービス	帰国時自宅までスーツケース1つ宅配無料 成田・中部・関空	帰国時自宅までスーツケース1つ宅配無料 成田・中部・関空	帰国時自宅までスーツケース1つ宅配無料 羽田・成田・中部・関空
スマホ補償	なし	なし	修理代金最大3万円まで補償

 

見比べてみるといかにSPGアメックスが優れているカードかがわかります。

残念ながら消滅するSPGアメックスですが、2022年2月23日まで新規申し込みが可能。

今発行しておけば、2022年2月24日以降は追加料金なしで新しく誕生するマリオットアメックスプレミアムとほぼ変わらない特典とサービスを体験できるというラッキーも。

マリオットアメックスプレミアム通常の年会費より15,400円もお得なので発行を迷っているなら今がラストチャンス♪

SPGアメックスは、公式よりも6,000ポイント多く獲得できる紹介制度を利用するのが最もお得です。