『リッツカールトン福岡ってどんな感じ?実際に宿泊した人の感想を聞きたい!』
ザ・リッツ・カールトン福岡は、2023年6月に開業した高級ホテル。
宿泊を検討しているものの、宿泊費も安くはないし失敗したくない。
できれば、事前にある程度の情報を知っておきたいところ。
そこで今回は、以下の予約や宿泊前に押さえておきたいことについてお話していきます。
- リッツカールトン福岡の客室ってどんな感じ?
- リッツカールトン福岡へのアクセスは?
- リッツカールトン福岡の館内の雰囲気は?
- マリオットの会員特典は何がある?
- リッツカールトン福岡にお得に泊まる方法はあるの?
- 実際に宿泊してどう感じた?
実際の写真を交えながらお話していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
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リッツカールトン福岡の客室
まずは気になる客室からご紹介していきます。
今回宿泊したのは、『デラックススイート・スカイラインビュー』
客室の大きさは75平米、福岡の街並みが一望できるお部屋です。
では、実際の写真とともに見ていきましょう!
今回宿泊したのは20階。2003のお部屋でした。
リッツカールトン福岡の客室フロアは19~23階。なのでやや下のフロアですね。
こちらが20階のエレベーターホール。
同系色でまとまっていて照明がよく映えます。
通路を渡って本日の客室へ…
廊下にも照明が並び、やわらかな光に包まれています。
どんなお部屋が待っているのか胸が高鳴ります…!
滞在したお部屋は突き当りにありました。
この照明、シンプルだけど和の趣もあって素敵。
お部屋の前に立つたびに嬉しくなってしまいました。
ドアを開けて中へ…!!
想像以上に和のテイストが強いです。
一歩中へ入ってみましょう。
ちなみに、デラックススイートは、リビング→ベッドルーム→クローゼットエリア→バスエリアと一直線に連なっています。
導線がシンプルなので、使いやすいですね。
リビングルームは、どこかリッツカールトン日光を彷彿させますが、ちゃんとオリジナリティもある。
眺望のせいか、重厚感が強くなり過ぎず軽やかな雰囲気で伸び伸びした気持ちになります。
窓際にソファとローテーブル。
ソファはすごく大きくて、大人が寝転んでも余裕です。
テーブルの上にウエルカムスイーツがありました。
リッツカールトンのロゴが描かれた箱の中身は、福岡最中でした。
いちごミルク味と抹茶小豆。
さらに陶器の中にみかんとどら焼き。
メッセージカードも添えてありました。
最中は共通のウエルカムフルーツ。
みかんとどら焼きは、おそらく会員ステータスに付随するもの。
使い勝手のいいダイニングテーブル。
ダイニングテーブルはお食事したり、ちょっとした作業をしたりできて、あるとすごく便利。
ベッドルームにデスクもありましたが、使い勝手の良さからこちらばかり使っていました。
リビングの一角にミニバー。
この中身を隠せるデザイン、お部屋がすっきり見えていいですよね。
中をチェックしてみましょう。
コーヒーマシーンはネスプレッソ。
カプセルはデカフェを含む4種。
紅茶はTWG。
イングリッシュブレックファストとカモミール。
カモミール、眠る前に飲むと落ち着けるので嬉しいです。
ちょっとユニークなのがこちら。
茅乃舎のお出汁。
福岡らしさを感じるチョイスです。
お水はノルダック。
最近、新しいホテルでよく採用されているお水ですね。
引き出しの中はお菓子やおつまみも。
カトラリーも美しく並べられています。
さりげなく福岡を感じさせるラインナップです。
冷蔵庫の中はぎっしり。
これに気がつかず、ホテル内のカフェでケーキを購入してきたところ、冷やすところがなくて少し困ってしまいました。
何か冷やしておきたい場合は注意が必要です。
グラスやカップ類。
十分な量がありますね。
このままコーヒーを淹れてウェルカムスイーツを楽しみたいところですが、お隣のベッドルームを見てみましょう!
ベッドの目の前にどーーんと大きな窓が設えられており、とても明るいです。
空が近くて、ベッドに寝転ぶと空との一体感を感じられます。
ベッドルームにも大きなソファ。
こちらもゴロンと寝そべれば、視界に入るのは空ばかり。
チルアウトにピッタリですね。
ベッドから見た朝日もとても美しかった。
ベッドボードはシンプルながら洗練されています。
リッツカールトンでキャメル色のチョイスは珍しい。
こんなところに新しさを感じ、胸がときめきます。
ベッドの横にはデスクも。
「なぜここに…」と思わなくもありませんが、ここにしか置けなかったのかもしれません。
ウエットエリアにドレッサーのスペースもあったことと、ここでパソコン作業をする気持ちにもあまりなれず、ほぼ使いませんでした。
ベッドのすぐ隣はお手洗いとクローゼットエリアです。
このクローゼットの造り、省エネ設計というか、居住スペースを多く取れるのでいいですよね。
扉を開け閉めする必要もないから使い勝手もいい。
個人的にこの造りのクローゼット好きです。
引出しの中にはセキュリティボックス、スリッパ、ルームウエアなど。
ルームウエアは、イギリスのナイトウエアブランド「デレク・ローズ」のものです。
着心地がすごくよかった…!
クローゼットの正面はお手洗いです。
ちなみに、リビングの方にもお手洗いがあるので、「用を足すためにわざわざここまで来なくちゃいけない…!」なんてこともなく快適でした。
ではでは、最後にバスエリアを見てみましょう!
すごい眺めです。
客室の中で最後に辿り着く場所にこの眺めを持ってくるってストーリー性があります。
そして、バスエリアは顔を洗ったり、歯を磨いたり1日を始める場所。
そんな場所がこんなに素敵だと、1日が素晴らしいものになるような気がしてきます。
スイートなのでダブルシンク。
アメニティはディプティックです。
ドライヤーはレプロナイザー27Dプラス。
高級ホテルは、最新のお高めのドライヤーを試せるところもいいですよね。
バスエリアの一角には、ドレッサーもありました。
アクセサリープレートがあるのも嬉しいです。
歯ブラシなどのアメニティはドレッサーの引き出しの中にあります。
リッツ福岡のアメニティは、国内の他のリッツとひと味違っていました。
歯磨き粉やマウスウオッシュがMARVIS(マービス)だったり、
マービスの歯磨き粉、国内で初めて見ました…!
入浴剤が福岡のメーカーのものだったり。
『椿なのフローラル』ってネーミングが可愛いですね♡
香りは控えめでさりげないナチュラル系。
ちなみに、プールの更衣室に置かれているアメニティも同じメーカーのものでした。
そして、歯ブラシ、カミソリ、綿棒までもが木製。
SDGs、サスティナビリティをかなり意識していることがうかがえます。
そういえば、お部屋の照明のシェードもところどころ和紙が用いられていました。
これからこんな風に、紙や木を積極的に採用するホテルが増えていくのかもしれませんね。
こんなところにも注目してみるのもおもしろいです。
余談が長くなりすぎました。
続いて、バスルームを見てみましょう!
バスルームも大きな窓が設えられておりすごく明るい。
このブラウンを基調にしたカラーリングも、他のリッツカールトンにはない新しさを感じます。
景色を堪能できるように、テレビの位置も配慮されてるのもいいですね。
シャンプーなどのバスアメニティもディプティックです。
香りの残りがすごく良くて、次の日もふんわり良い香りが髪の毛に残っていました。
洗いあがりもしっとり。
ドライヤーのおかげもあるかと思いますが、髪の毛のまとまりがよかったです。
あまりに景色が素晴らしくて、昼間からバスタブへダイブ!
お湯が溜まるのを待ちきれずに入ってます(笑)
それほど大人をはしゃがせてしまう素敵なバスルームでした。
少し余談も多かった気がしますが、以上がお部屋のレビューです!
リッツカールトン福岡へのアクセス
リッツカールトン福岡は、「福岡大名ガーデンシティ」内に入居しています。
博多駅・博多港・福岡空港からいずれも15分程度の距離です。
遠方からでもアクセスしやすいですね。
私は関東から飛行機で訪れたため、福岡空港からタクシーで向かいました。
空港からホテルまで、実際にかかった時間は20分程度。
料金は2600円ほどでした。
なお、公共の交通機関を使った場合は、次のとおりです。
- 地下鉄空港線「天神」駅徒歩3分
- 西鉄バス「西鉄グランドホテル前」バス停徒歩1分
- 西鉄福岡(天神)駅徒歩10分
リッツカールトン福岡の館内
ここでは、リッツカールトンの館内の雰囲気をサラっとご紹介します。
はじめて訪れる際に、雰囲気がわかるとちょっと安心するし、どんな服装で行けばいいかイメージしやすいですよね。
というわけで、こちらも実際の写真とともに見ていきましょう!
リッツカールトン福岡のエントランスは必見
一見すると、シンプルなリッツカールトン福岡のエントランス。
特にこれといった特徴もないように感じられます。
が、扉が開くと、、、
ハッと息を呑むほどまばゆい世界が現れます。
ギャップがすごくいい。
この演出のためにあえて扉をシンプルにしているのかもしれませんね。
吸い込まれそうに美しい通路をを歩いていくと、ちょっと広めのスペースが現れます。
ホテルに続くエレベーターは左手にあります。
スタッフに案内してもらわないとどこから入ったらいいのかちょっと迷いそう。
エレベーターホールは思い切り和を打ち出していて素敵です。
外国人にも喜ばれそうですね。
リッツカールトン福岡のロビー&レストランは18階
こちらがホテルのロビーがある18階。
エレベーターを降りて右手にレセプションがあります。
チェックイン・アウトの手続きはこちらで。
この階はレストランも集結しているので、昼間は賑やか。
レセプションのすぐ隣に見晴らしのいい広いスペースがあります。
東京湾が一望できて気持ちがいい。
チェックインが少し混んでいるようで、ここで少し待ちました。
美しいですね…
窓際からの眺めも最高です。
ここはいずれロビーラウンジとして使用するのでしょうか。
滞在中はフリースペースとして使用しているのを見かけませんでしたが、これからどうなるのか楽しみです。
18階にはちょっとしたソファスペースもあり。
ここも、和のデザインが違和感なく調和していて素敵なんです。
つい写真を撮りたくなってしまいますね。
なお、18階には次の2つのレストランとカフェ、バーが入っています。
- 幻珠:日本料理
- Viridis (ヴィリディス):西洋料理
- Diva (ディーバ):カフェ⇐アフタヌーンティーが楽しめるのはここ
- ザ・ロビーラウンジ&バー
他、24階にも『Bay』というDJのいるバーが入っています。
賑やかな雰囲気がお好きな方はこちらに。
なお、リッツカールトン福岡のダイニング情報は別の記事にてご紹介予定です!
マリオットの会員特典について
リッツカールトン福岡はマリオットボンヴォイに参加ホテルです。
そのため、マリオットのプラチナ会員以上であれば以下の特典が受けられます。
- 客室のアップグレード
- レイトチェックアウト
※いずれも状況による
今回はいずれも適応いただき、デラックススイートに16時まで滞在できました。
参考までに宿泊したのは日曜。
ポイントを利用して、元々はボトムのお部屋を予約していました。
しかも、12時過ぎにホテルに到着したところ、すでにお部屋ができていてチェックインさせていただけたんです。
この「え!本当にいいの?」が起きるのが会員特典のおもしろいところ。
特にお部屋のアップグレードは毎回ワクワク感があって楽しい。
「お部屋が決まっていないと落ち着かない!」という人には不向きですが、ガチャ感覚で楽しめる人にはおすすめです。
リッツカールトン福岡にお得に泊まる方法
現状、最もお得なのはマリオットポイントを利用しての宿泊でしょう。
というのも、リッツカールトン福岡は正規で予約した場合、10万円近くするからです。
実際の2023年8月現在、最安値のお部屋の価格。
一方、マリオットポイントを利用した場合。
さらに、マリオットのプラチナ会員以上であれば、前述の特典がポイント予約でも受けられます。
どう考えてもポイントを利用して予約したほうがお得です。
ちなみに、マリオットポイントを溜めるには、マリオットアメックスカードが必須。
現在マリオットアメックスカードは、入会キャンペーンを開催中なので、興味のある方はこちらの記事もご一読ください。
すでにマリオットアメックスカードの発行を希望している方は以下からお申込みいただけます。
紹介制度をご希望の場合は以下のフォームへメールアドレスを入力し送信してください。
紹介URLを1分以内にお送り致します。
ラインのほうが良い場合は友達追加をクリックしてください。
自動で紹介URLをお送り致します。
どちらも個人情報が洩れることはありませんのでご安心ください。
リッツカールトン福岡に宿泊した感想
- リッツカールトンファンの方
- 新しいホテルが好きな方
- 和の要素を取り入れたホテルが好きな方
- 眺望の良いホテルが好きな方
- ちょっとしたアクシデントは気にならないタイプの方
- スムーズなオペレーションを求める方
総括すると、近隣の方にも、遠方の方にも、高級ホテル好きな方にも、リッツカールトンファンの方にもおすすめできるホテルです。
一方、スムーズなオペレーションを求めたい場合は、少し待ってから訪れたほうが満足度が高いと思われます。
なぜそう感じたのか、その理由を少し。
と思ったのですが、すごく良い時間を過ごせ、だいぶ長くなってしまいました……。
なので、興味のある方だけこの先は読んでくださいね。
なぜ、こんなにも心に残る滞在になったのか。
それは、開業1ヶ月そこそこで、ホスピタリティが溢れていたから。
たとえば、朝食時には、前日レストランを利用した際にお話したことをスタッフが覚えてくれていて、お気遣いくださいました。
レストランでも、スタッフがさりげなく見守ってくれていて、先回りのサービスをしてくれる。
プールを利用すれば、清掃のスタッフまでもが「こちらにお水がありますよ。」と声をかけてくださいました。
カフェでケーキを購入した際は、「もし、お部屋に戻る前に館内を見て回るなら保冷剤を入れましょうか?」と提案してくださったり(新しいホテルだから館内を見て周る宿泊者も多いのでしょう)。
アフタヌーンティーでは、お茶の飲み方に迷っていると、リッツカールトンらしい受け答えをしてくださいました。
と、このように、心を動かされる瞬間がいくつもありました。
もちろん、開業して間もないので、ちょっとしたアクシデントや、たどたどしいところもあります。
けれど、満足してもらおう、快適に過ごしてもらおうという気持ちがものすごく伝わってくるんですよね。
そのおかげで、こちらまであたたかい気持ちになるんです。
これは土地柄なのかな?
このあたたかさはどこからくるんだろう?
滞在中、ずっと不思議に思っていました。
それで、ちょうど良いタイミングがあったのでスタッフの方に尋ねてみたんです。
「ここのスタッフは、福岡出身の方が多いのですか?どの方もあたたかい感じがして、土地柄なのかなと思って…」
すると、こんな興味深いお話が聞けました。
- スタッフは東京と福岡の人が半々くらい
- けれど、福岡県民は、出身地を公言している芸能人が多いことからもわかるように地元愛が強い
- そして、リッツ福岡の開業を県をあげて楽しみにしていた
- だからこそ、いいホテルにしていきたい気持ちが強い
このお話を聞いて、なるほど!と合点がいったのでした。
「いいホテルにしたい」という思いが、居心地の良さや小さな気配りとなって表れているのだと思います。
そういうわけで、初滞在から心をつかまれ、またリピートしたいホテルになったのでした。
リッツカールトン福岡は、これからますます進化していくことが予想されるホテルです!
まとめ
この記事では、リッツカールトン宿泊記として、お部屋や館内を中心にご紹介しました。
また、実際に宿泊して感じたことや感想もまとめています。
開業1ヵ月とは思えないほど快適で、心温まる滞在となりました。
これからがますます素敵になっていくことが予想されるホテルです。
宿泊を検討している方、これから宿泊しようとしている方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください!